もはや生活の必須ツールになった感すらあるLINE。その最大の魅力は、 簡単な操作方法で手軽にコミュニケーションをとれることだが、 それが思わぬことに活用されているケースもあるようだ。 「ネットのLINE友達募集掲示板で知り合った男性とLINEをしていたら、 『LINEセックスをしよう』と持ちかけられた」 と話すのは都内の大学に通う北谷浩子さん(仮名・19歳)だ。 ……そもそも、LINEセックスってなに? ※再現イメージです 「要はテレフォンセックスのLINE版ですよね。エッチ中の会話とか喘ぎ声をLINEのメッセージで送りあう感じ。最初は『なんだソレ?』と思いましたが、『バカなこと考えるなあ』と付き合っているうちに、ちょっと楽しくなった(笑)」 「リアルな知り合いとだったら恥ずかしいけど、会ったこともない人だしいいかなと思った」という。 波長が合った男性とは実際に会ってセックスをしてしまったこともある北谷さん。普段からLINEセックスでお互いの性感帯とかも熟知している為興奮度もより高いそうだ。ただ中には気持ちが増長しすぎてしまう迷惑な人もいるらしい。 「夜中にいきなり『興奮しちゃったからセックスしようよ』と、“アレ”の画像とが送られるようになってきた。ほかに“触っている様子”のムービーとか、『下着姿やあそこの写メを見せて』というメッセージとか……。既読になると“なんとなく返信しなくちゃいけない”という気持ちになるので、へたに付き合ってあげていたのが悪かったんですかね……。起床時にLINEを見たら“アレ”の写メが何枚も送り付けられていたこともあって、さすがにウザくなりブロックしました」 また、LINEをそのような行為に活用するのはかなりレアケースなのかと思いきや、実はそうでもないらしい。 「LINE友達募集掲示板で知り合ったほかの男性とLINEで連絡をとった際にも、『LINEでエッチしない?』と持ちかけられて、『またか!』と。私と同じようにこのような男性に相手をしてあげる女性が多い為か、最近ネットで知り合ったりするとこの手の男がかなり増えている印象です。結局、考えることは一緒なのかな」 メッセージだけでなく、画像や動画、さらに電話すら手軽にできることが男性の欲望を助長させているのだろうか……。 なお以前取り上げたLINEバカの記事にも書いたとおり、 LINE友達募集掲示板を介して未成年に関するトラブルも多く、援助交際を持ちかけるユーザーも存在し、この記事を読んでいる読者の方も使用する際はそういったトラブルや犯罪に巻き込まれないよう気をつけて欲しい。 ◆関連リンク LINE友達募集掲示板 友達募集で賑わっている人気の掲示板 取材・文/新井延彦